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適当将棋ノート

将棋についての思いつきを適当に書いているブログです。

2013

02/20

Wed.

19:45:02

渡辺竜王、王将奪取に王手 

Category【プロの将棋

 王将戦第4局は佐藤康光王将に渡辺竜王が勝って挑戦者の3勝1敗となった。昨日の時点では後手がペースかと思った将棋だったが渡辺竜王の中終盤力が佐藤王将に勝ったようだ。
 ただ、二日目に入ってからも途中の局面では佐藤王将が指せそうな局面があったように見えた。
 本局はそれだけ接戦で、終盤には渡辺竜王の見た目にも派手な▲5七金という金のタダ捨ての好手が出るなど見応えがある将棋だった。
 これで俄然優位に立った渡辺竜王。王将奪取が目前となっているが、棋王戦と重なっているのが吉と出るか凶と出るか。注目していきたい。

 本局で自分の目に止まったのが図の局面。
2013-02-20a.jpg
 既に先手の渡辺竜王が勝勢と言っていい局面だが、図の▲5八金と打ったのが△6八飛を防いで確実な手。一方で▲6一銀と引っ掛ける手も浮かぶ。
 直線的に行ったほうが勝ちは早いかもしれないが詰みのないこの局面では自陣に金を埋めるほうが手堅い。自分が思うに将棋の線が細い人はこういう手をあまり指せない。
 ▲5八金は優勢をさらに拡大するが手数が長くなる可能性が高い。将棋が長くなるとプレッシャーや逆転の不安も続くのでそういった恐怖に耐えられない人間はすぐに決めにいってしまう傾向が強い。
 確かに直線的に寄せる将棋は見た目にも人からの評価でも格好いいと思われがちだが、自分は必ずしもそう思わない。
 決着を長引かせても優位を拡大する将棋は間違わない自信と、さらに言えば万が一誤って逆転されたとしてもそう簡単に負けないという自信が無いと指せないものなのだ。
 将棋ではなく麻雀漫画のアカギの台詞になるが
「気持ちが押されているから軽々に勝ちへ走るっ……!勝ちを急がなきゃ勝てた……」
 というようなことは将棋ではたくさん起こる。
 自分より強い相手に対してこのような戦略は危険かもしれないが、焦って決めにいった将棋がかえってミスを招く場合もある。なにより強い相手にもさらに形勢を話す手を考えることで将棋の懐の深さが広がる。
 もちろん、直線的に行くほうが勝る局面もあるだろう。そこは個別に判断していくしか無い。
 しかし、読みの方向性として、優勢の局面からさらに形勢差を拡大する手を考える余裕を持つことは線の太い将棋を指す上で非常に重要だ。
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