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適当将棋ノート

将棋についての思いつきを適当に書いているブログです。

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2011

02/27

Sun.

00:25:45

大山のダイレクト向かい飛車 

Category【プロの将棋

 棋王戦は渡辺竜王が1勝返して1-1のタイ。久保棋王のゴキゲン中飛車に対して竜王が用意していたのは超急戦だった。研究にすっぽりとハマったのか終始先手が優勢で押し切ったように見える。
 次の先手番で棋王が負けると第4局も超急戦になりそう。逆に挑戦者がカド番に追い込まれたら研究勝負の将棋を指せるかどうか。こういった研究将棋は力を出す前に負けることがあるので他に有力な選択肢があるなら後がない局面で使うのは気後れしそうだ。


2011-02-26ab.jpg 第1図は第20回王座戦での内藤-大山。
 先手が角交換で振り飛車を封じようとしたところだが、大山15世名人は構わず△2二飛としてダイレクト向かい飛車を指している。この後、先手が平凡に囲ったので普通の将棋となり、▲6五角問題は出てこない。
 そこで第2図。第1回早指し将棋選手権の丸田-大山。
 この将棋では先手が▲6五角と打った。後手は△3五歩と突いてある部分が少し違うが、△7四角とこれまたダイレクト向かい飛車必修の手筋で受けている。
 この後、▲4三角成△5二金左▲2五馬△2四銀▲4三馬△4七角成と進んで双方が馬を作る展開になった。

 ダイレクト向かい飛車の起源が大山将棋にあったかどうかは分からないが、少なくとも大山名人は同じような構想を持っていたのではないだろうか。
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2011

02/17

Thu.

23:49:46

2月も半ば 

Category【雑感

 マイナビの決勝は上田-石橋。石橋さんの飯島流だったが上田さんの快勝。ここ最近飯島流が負けている棋譜をよく見かけているような気がする。
 5番勝負は甲斐女王の振り飛車に対して上田女流二段がどのように対応するのかといった展開だろうか。
 2011-02-17a.jpg
 図は将棋世界に載っていた局面。後手の一手損角換わり志向に対して先手が角道を止めたところ。藤井流早囲いがあるので▲2六歩の一手は無駄にならないが、ここから後手が飛先不突右四間にしたらどうか。
 プロではあまり恐れられていないのかもしれないが、ちょっと先手も気持ち悪い。

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2011

02/12

Sat.

12:04:22

金が前に出る将棋 

Category【雑感

 少し時間があったので古い棋譜を並べた。大野源一、灘蓮照、熊谷達人、大友昇、松田茂役など。
 並べていて思ったことはこの年代の棋譜は随分と金が前に行く将棋が多い。何処かで升田が金を攻めに使うのを好んだという文章を読んだ記憶があるが、そのような流行でもあったのだろうか。
 それ以前の将棋はそこまで金が前線に行くわけではないような印象。あくまで印象ではあるが。

 それにしても先に述べた棋士はタイトル獲得こそ無いもののタイトル挑戦や棋戦優勝、A級在籍など実績を持つ強豪棋士だ。彼らが活躍していた時代から50年ほど経った現在、将棋を指している人間の中でどれくらい知られているだろうか。
 大山・升田といった巨匠は今でもいくらか彼らについて書かれた書籍などを手にすることができるが、その他大勢の棋士について知ることは難しい。記録を残さないと人間の死と共に埋没してしまう事柄は多い。現代では専門誌や書籍の他にブログやTwitterなどで記録が残るので恵まれている、と言ってよいだろうか。

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2011

02/11

Fri.

12:00:00

王将戦第3局 

Category【プロの将棋

 久保王将の勝ちでスコアは2-1。ゴキゲン中飛車に対して超速3七銀の将棋だったが二冠の懐が深かったなというのが第一感だった。
2011-02-11.jpg
 第1図は仕掛けた後の分かれで▲5八飛に△5五歩と受けたところ。振り飛車の駒が自然な形なのに対して居飛車は3七銀や4九金が今ひとつで駒組みの方向が見えない。振り飛車は左辺の駒を使ったり美濃に囲ったりと方針が分かりやすい。
 となると仕掛けの局面で▲2四歩を入れない方が良いのだろうか。(▲5八飛に△5五歩が無い)この超速は早めに△5六歩と仕掛けられると居飛車の5筋が薄いのが気になる。



 終盤は第2図の△6五銀が振り飛車らしい手だった。ここに駒を置いて△7六銀という展開になれば寄せの拠点になるし後に上部からの寄せも無くなる。
 どうも振り飛車玉に王手がかかる筋が見えず、居飛車の中央の飛車銀は重い形なので後手持ちだなと思っていた。その後、難しい順があったとはいえ程なく久保王将勝ち。


 王将戦も棋王戦も久保二冠の作戦が冴えている。私はこのレベルで実力にそれほど差がなければ序盤の研究が勝敗に大きな影響を及ぼすのではないかと常々思っている。よしんば終盤で互角の形勢に追いついても、形勢が悪い時間が長かったというのは後の判断に悪影響を及ぼすことが多いのではないだろうか。
 久保二冠の終盤はタイトルに挑戦しても奪取に失敗していた頃の少々ひ弱な感じ(と言ってもタイトルホルダーと比べてだが)から逆転を許さない、簡単に負けないものになったといって良いだろう。おそらく現棋界屈指の終盤力と言っても過言ではない。
 内容も良く白星先行の久保二冠が両方のタイトルを防衛するのではないかと予想する。渡辺竜王と豊島六段はターニングポイントとなるような将棋を指すことが出来るかどうかに注目したい。

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2011

02/05

Sat.

07:34:18

混戦の順位戦 

Category【将棋界

 A級は未だに挑戦と降級が決まらず、B1も昇降級があと一枠ずつ残っている。A級は渡辺竜王と森内九段の二人に挑戦争いが絞られた。竜王防衛や棋王挑戦を決めるなど朝日が昇る勢いの竜王が挑戦する流れが止まるかどうか。
 逆に降級はほぼ確定と思われていた藤井九段が最期に希望をつなぎ、下位五人が降級圏内にいる。今回は誰が降級してもおかしくないほどレベルが高いA級だろう。
 B1は佐藤九段の昇級と豊川七段の降級が決まっている。もう一人の昇級者は最終戦の屋敷-松尾の勝者。降級は杉本七段が最終戦負けると無条件で確定。他に中村九段と中田八段が圏内であろう。
 とはいえ、中村九段と中田八段が指し分け近くで頑張っているのは失礼ながらかなり予想外。A級の高橋九段といい、50歳前後の棋士でも戦えるということだろうか。ただ、この手の活躍は一瞬ならありえても2期3期と続けることが非常に難しい。

 話し変わって最近のプロは矢倉が少なく角換わりか横歩取りが多いなという印象。振り飛車はやはり石田流とゴキゲン中飛車が流行。相居飛車の研究は中終盤に深く、振り飛車は広く常識にとらわれない形が多いという感触がある。

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