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適当将棋ノート

将棋についての思いつきを適当に書いているブログです。

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2011

01/31

Mon.

19:29:13

女流名人戦第2局 

Category【プロの将棋

 清水さんが▲7六歩△3四歩の出だしから三手目に6八玉と変化球を投げたが里見女流名人は臆せず△5四歩。それに対して先手は▲2二角成~▲5三角と馬を作らず▲2六歩という将棋になった。最序盤のことなので清水さんにはおそらく予定通りの順なのだろうが、見ている方としては少々気合い負けと思う人がいるかも知れない。
 内容はゴキゲン中飛車対3七銀の急戦となり清水さんの模様が良かったようだが、中盤から終盤にかけて里見さんが逆転。特に終盤は里見さんの寄せに緩みがない展開だったように思う。
 振り飛車に対する急戦というのは少々模様を良くしても勝つまで大変。かつて大山名人が活躍していた頃は多かれ少なかれ形勢が悪くなっても急戦を跳ね返してきた。現代では堅い玉形や勝ちやすい展開を作り、なおかつ作戦勝ちを目指すというのがスマートな序盤ではないだろうか。
2011-01-31a.jpg
 ところで冒頭に述べた▲7六歩△3四歩▲6八玉△5四歩に▲2二角成△同銀▲5三角△3三角と進んだ局面がA級順位戦の三浦―久保でも現れた。
 昔、確か大内九段などが先手番で▲7六歩△3四歩▲5六歩として馬を作らせる将棋をよく指していたという記憶があるが、結局は馬を引きつけた居飛車穴熊の前に衰退した。
 ところが図の局面になると先手は▲6八玉と上がっているせいで香取りを防ぐ手段が▲7七桂しかない。以下、後手は角を追い返しつつ金銀を押し上げて桂頭を狙う展開となる。
 この将棋は後手の狙いが分かりやすく主導権を握れるので、先手は馬を作れるものの意外と面白くないのではないかと最近では思っている。
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2011

01/23

Sun.

08:46:01

王将戦第2局 

Category【雑感

 久保二冠が先手番で中飛車。対する豊島六段は向飛車にしての相振り飛車。初手5六歩にはおそらく相振りが一番率がいいとの判断だろう。
 終盤は二転三転四転どころではなかったようだが、豊島六段が粘り勝ち。1九金からの寄せはおそらく久保二冠のうっかりだと思ったが、中継には好手の連続のような表現が目立っていた気がする。
 豊島六段は終盤が強いと思わせる指し回しだったが第1局よりましとはいえあまり将棋の作りがよくなかった気がする。7番勝負が5番勝負になったが、やはり番勝負の長丁場では選ぶ作戦の有利さというのがモノをいいそう。次は十中八九対ゴキゲン中飛車なので、上手い対策に期待したい。

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2011

01/16

Sun.

14:53:56

勝てる石田流 

Category【書評

 最近出た棋書から『勝てる石田流』創元社、鈴木大介著。創元社の本は総じて普通の本を読むように順番にページを追って読みやすいと思う。
 本書の半分以上は▲7六歩△3四▲7五歩△8四歩▲7八に△8五歩の対策。その内訳はすぐに▲7四歩と仕掛ける鈴木新手及び▲7四歩△同歩▲5八玉という早い展開の将棋とゆっくり駒組みをする升田式石田流の二つになっている。他には▲7六歩△3四歩▲7五歩に△8八角成の変化に一章とその他の対策がいっぺんにまとめられて1章となっている。
 鈴木新手と升田式石田流はところどころ新構想や新手などがあり読んで損はないだろう。一方で他の章はいまいちといった印象。特に棒金や銀冠、居飛車穴熊対策が一章にまとめられていて少々物足りないと感じた。
 全体としては今ひとつといった印象。これから石田流を指そうとする人や主力戦法にしている人向け。とはいえ、石田流もいろいろと研究が深くなっているのでそろそろ一冊でまとめるのは厳しくなっている気がする。
 

 
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2011

01/15

Sat.

14:26:33

矢倉流中飛車復活? 

Category【プロの将棋

 A級順位戦も7局が終了していよいよ佳境に。トップの森内九段を1勝差で渡辺竜王が追っている。ここは竜王戦に続いて羽生-渡辺のカードが見たい。
 一方の降級戦線は藤井九段が最有力か。次の丸山戦を落とすと確定だ。藤井-森内戦も良い将棋だったが終盤で痛恨の落手があったので流れは非常に悪い。次は先手番をひいているくらいしか好材料がないと思う。
 丸山-三浦戦では後手番の三浦八段が矢倉流中飛車を採用。終盤力を見せつけて勝っている。矢倉流中飛車は一時期流行した後にすぐ下火になったが、最近では西川四段がよく使っていたり、杉本七段が採用するなど細々と生き延びている。
 戦い方も石田流に組み替えたり向飛車や振り穴にしたりといろいろあるがやはり角道を止める振り飛車は苦しそう、といった感じがする。それぞれの工夫の跡があるが、実は5筋を突いた美濃囲いが堅くないのが痛いのではないかと密かに思う。
2011-01-15a.jpg
 ところでこの図は居飛車がよくなるという記憶があるのだが……何度か似たような図を見かけたので水面下で何か結論が変わったのだろうか。

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2011

01/13

Thu.

19:27:21

一手損に対する一手損 

Category【プロの将棋

 NHK杯で見た一手損角換わりから。この戦法のプロフェッショナルといえば糸谷五段である。棋譜を見ている印象では受けも攻めも力強い腕力がある一方で、観戦記などによれば研究も深いという。C級2組でも7-1と昇級候補二番手につけて好調だ。
2011-01-13a.jpg
 図は先手が▲6八銀と引いたところ。これに似た将棋は私自身も何度か見たことがある。この手の意図は△8五桂の当たりを避ける意味があり、例えば後手が△1一玉と指した後に攻めれば一手得をするということだろう。これと同様の狙いで▲8六銀という手もある。
 本譜は▲6八銀に対し後手は一手損の得を捨てて△8五歩とした。以下▲7七銀に△6五歩と後手から先攻し圧勝。とはいえ、先手の狙いも一考の価値がありそう。
 それともう一つ気になるのは後手が先攻ができたこと。角換わり腰掛け銀で金矢倉に組んで先攻するのは無理だったと思っていたがそうでもないのだろうか。

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