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適当将棋ノート

将棋についての思いつきを適当に書いているブログです。

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2010

03/30

Tue.

20:54:18

久保二冠、棋王防衛 

Category【将棋界

 棋王戦第5局は佐藤九段の先手で始まり、久保棋王のゴキゲン中飛車に対して▲3七銀からの急戦となった。この急戦に対する棋王の答えは無難に収めて穴熊。やられてみればなるほどで居飛車急戦側は進展性がない陣形。序盤は駒組みが終わってみると振り飛車作戦勝ちだったろう。中盤は振り飛車が華麗なさばきで飛車角をさばいたと思ったがミスを重ねて遂には逆転、佐藤九段優勢となった。が、しかし終盤にほとんど一手パスのような手が出て再逆転。今度こそ久保棋王が逃さず勝ちきった。
 全体として石田流に善戦した佐藤九段だったが、ゴキゲン中飛車には苦戦。負けた3局は全てゴキゲン中飛車だった。石田流相手には振り飛車というよりは横歩取りや相掛かりに近い乱戦や直線的な将棋で勝っていた一方で、ゴキゲン中飛車に対しては玉の相対的な薄さや振り飛車特有の寝技でやられていたと感じた。
 一方で二冠を堅持した久保棋王は羽生、佐藤といった強敵を退け、押しも押されもしない一流棋士の仲間入りを果たした。ゴキゲン中飛車、石田流といった新時代の振り飛車を使いこなす一方で中終盤も強い。あとはこの強さが持続することが超一流の仲間入りになるかどうかの分水嶺だろう。
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2010

03/28

Sun.

00:18:26

将棋ぼっとを作った 

Category【雑感

 一手損角換わりについて書こうと思ったらいつのまにかTwitterのbotを作っていた。名前は「将棋ぼっと」で将棋の格言や用語解説、棋士の名言(迷言)を呟く設定。興味のある人はフォローしてみてください。
 将棋ぼっと
 今のところネタが2,3日で一周する程度なのでもっとネタを収集しなければといった状況。一手損角換わりの記事はもう少し先になりそう。とりあえず来週中に書けたらと思っている。

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2010

03/23

Tue.

23:21:15

一息つく 

Category【雑感

 この三連休は用事に用事が重なって酷く忙しかった。おまけに一つ一つが矢鱈と時間がかかったりさらに面倒になったりと散々。おかげでネットもテレビも見れないほど。一息にこなせると思ったのが甘かった。
 やっと一段落したので棋王戦第4局を見ながら晩酌。どうも佐藤九段は石田流に勝ててゴキゲン中飛車に負けなので次の一局は先後次第かとも思ってしまう。それにしても久保棋王の中盤以降の指し回しは以前に比べて羽生・佐藤に劣らない指し回し。と、同時に第4局なんかを見るとゴキゲン中飛車は受けが強くないと指せないとも感じた。
 そして島朗九段著の新版角換わり腰掛け銀研究を入手。復刊ドットコムから購入したのだが、実に詳細で最初から最後まできっちり読むと消化不良を起こすのは確実。まずは一通り目を通して興味があったり必要なところから消化していこうと思う。
 今読んだ場所までの感想は本の中でところどころ山田道美九段の研究の引用があり、昔の研究も凄かったのだなと思う部分が多い。
 さて、週末までには先だって書いた一手損角換わりの研究メモを一つくらいは書く予定。

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2010

03/18

Thu.

23:37:16

後手一手損角換わり 序 

Category【研究

 後手一手損角換わりの最前線を追ってみる。一時期に比べて中座飛車や後手矢倉が持ち直したのでブームは少し落ち着いた感があるが、横歩取りのように終盤まで研究範囲ということはあまりないし、後手の変化が多様なのはプロアマ問わずこの戦法が採用される大きな要因だろう。
 一手損角換わりを得意とするのは木村八段や糸谷五段など受けに強くて力自慢の棋士が多い傾向があり、自分の力が試される戦法ではあるが最近では研究も相当進んでいる部分もある。
 今回は三つの図に絞って追って解説とささやかな研究を書きとめて行く予定。とはいえ定跡の進歩は日々進んでいるので途中でなにか新しい実戦例があれば補足をする形をとるかもしれない。
2010-03-18abd.jpg まずは第1図。シンプルな棒銀はどうか。2009年の竜王戦、森内-羽生戦が代表局。ここから▲1六歩~▲1五歩と非常に基本的な攻め筋で後手が潰れたのが印象に残る将棋。
 また、端攻めにこだわらず▲3六歩~▲3五歩と一歩持ち後手を右玉にさせて自玉を堅く囲う将棋も多い。こちらはじっくりと指したい人向けの作戦。この二通りの作戦が棒銀の主流派である。
 第2図は早繰り銀の最前線。後手の応手次第では棒銀、腰掛け銀に比べて一直線の激しい変化になることが多く先手は覚悟のいる戦型である。一時は先手の飛車の小ビンをひたすら狙う展開で後手が指せると言われていたが、第2図の▲7九玉が新手。△8六歩▲同歩△同飛には▲7七角といった展開。先手は激しく攻める変化の一方で銀冠への進展も目論んでいる。
 最後に第3図の相腰掛け銀。かつては先手が面白くないと言われていた形だが、最近は工夫が凝らされてそうとも言えない場合が多い。むしろ第3図のような形は手元のデータベースで先手が勝ち越している形。代表局は昨年の竜王戦第4局で渡辺竜王が森内九段を圧倒し、このシリーズ4連勝で防衛となった。▲6六歩を突かずに▲4七金と攻撃的なフォーメーションが特徴。ここから▲4五歩の攻めは強力で後手の△8五桂は響きが薄い印象すら受ける。もっとも後手にも△6五歩を突く構想などこの戦法らしく変化が多いので何処かに良い構想があるかも知れない。
 以上の三つのテーマを中心に後手一手損角換わりのまとめを少しずつ書いていきたい。

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2010

03/17

Wed.

19:43:43

久保、王将奪取。二冠へ 

Category【将棋界

 久保棋王が王将戦第6局に勝ち羽生王将から王将を奪取して二冠になった。振り飛車党の二冠王は大山以来ということなのでかなりの快挙だ。
 第6局は久保棋王のゴキゲン中飛車に羽生が5八金右としたため両者妥協せず超急戦の変化になった。この戦型は研究と直線的で深い読みが必要とされ、序中盤が無く一気に終盤になる。短手数で終わることがほとんどなので指しての選択肢を選べる数が少なく、押したり引いたりの勝負にならないので得てして力を発揮する前に決着するということも有り得る。
 途中久保の指し過ぎを羽生が自然に受け止めて優勢になったかと思いきや終盤まさかの詰みを錯覚。もちろん私などはさっぱりわからない変化なのだが、まだ一時間近く時間を残して修正の効かない局面になってしまったようだ。
 この戦型、羽生名人はほとんど負けたことが無くて逆に久保棋王は手痛い敗戦を繰り返していたが遂にタイトルが懸った局面で久保勝ち。これは嬉しい勝利になっただろう。逆に羽生名人は第2局に続いて終盤の錯覚から取り戻せないミスをしてしまうという展開。プロの中でも超一流の終盤術を持っていると言われてただけに、にわかに信じがたいものがある。
 これで石田流、ゴキゲン中飛車に代表される振り飛車党の新時代の幕開けとなるのだろうか?差し当たっては二日後の棋王戦がその分水嶺となるだろう。久保棋王から見て1勝2敗と失冠にリーチがかかっているので文字通り三日天下となるか、あるいは長期政権を築くのか、注目である。

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