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適当将棋ノート

将棋についての思いつきを適当に書いているブログです。

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2010

01/31

Sun.

21:13:25

女流名人戦第2局 

Category【プロの将棋

2010-01-31a.jpg またもや里見倉敷藤花の快勝。序盤から清水女流名人がゴキゲン中飛車封じを使ったが結局中飛車対居飛車の対抗形。初手から▲2六歩△3四歩▲2五歩とするゴキゲン中飛車封じはあるにはあるのだが、まさか女流とはいえプロのタイトル戦の舞台で登場するとは思わなかった。
 それだけ清水さんがゴキゲン中飛車に苦手意識を持っていたということなのだろうか。とはいえこの作戦、以前将棋世界のイメージと読みの将棋観の中では結構否定的に捉えられていて渡辺竜王なんかはプロの指す手ではないみたいなことを言っていたと記憶している。
 自分は作戦がどうのとかあまり気にしない方だが、この将棋のようにただ損をして相手の得意を封じようとするのはちょっと芸が無いと思う。もっともプロは勝ってこそ、というのもあるからわからないでもないが……。
 そしてもっと驚いたのは第2図の▲5三角。普段なら明らかに手損でやる気がしないが解説の青野九段もびっくりの中飛車拒否作戦のようだ。こんなことをやるくらいなら▲7六歩△3四歩に▲6八玉の中飛車封じの方がだいぶ得だろう。
 それでもこういった妨害工作をくらいながら勝ち切った里見さんはさすがで、さらに強さが引き立った。と同時に今の清水さんではちょっと敵わないのではないだろうかと思わせる内容。終盤も追いすがる展開はあったがどうも挑戦者の方が一枚上手に思えた。もっとも結果からの印象というのも若干入っているので少し割り引かなければならないかもしれない。
 第3局は星はもちろん、作戦的にも名人側が窮しているのでどうなるのだろうか。
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2010

01/29

Fri.

20:08:11

王将戦第2局 

Category【プロの将棋

2010-01-29ab.jpg 羽生王将の3七銀からの急戦に久保棋王のゴキゲン中飛車。ゴキ中は久保棋王の得意戦法だが対羽生戦では7戦全敗!というから驚き。
 第1図の▲4五銀は居飛車としてはこれで良くなったらいいなと思う筋ではあるのだが、なかなか難解だったようだ。私の感覚としてはどの戦型であれ居飛車なら桂が4五に跳ねると気分がいいと思う。
 しかし第1図のあと本譜の△6五歩▲5四銀△同飛▲6五銀△5一飛▲4五桂△4二角に▲5三銀は二枚換えだしあまり感触が良くない。
 そのあと先手が馬を作ったのはいいが第2図の▲7七歩!と辛抱するようでは……後手が良いかと思った。何せ角が使えないのが痛くこのあと5筋を攻められるのが目にみえているのでなおさら。こうやって自玉頭を手厚く指すのは味がいい。
 こういうのは居飛車急戦の典型的負けパターンだろうけど羽生王将のなら何とかするのかなと思ってみていたら終盤見事に角を使っていたのはさすが。もっとも第2図から▲2六馬が案外厳しかったのだろうか?
 もう終盤は何が何だか分からない状態で指し手と解説ごとに一喜一憂しながら見ていたが羽生王将が最後に少し残したようだ。後で専門誌の解説を楽しみにしたいと思える熱戦でこれは第3局以降も期待が持てる。

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2010

01/27

Wed.

10:41:54

NHK将棋講座2月号 

Category【書評

 先崎八段の講座が最新戦法の話となっている。3三角戦法への最新対策やゴキゲン中飛車対居飛車穴熊など結構ためになる内容なのだが、疑問点も多い。以下何個か羅列してみる。
 先手の中飛車に5筋を交換させず6四銀と出る将棋が良い対策みたいな話だが初耳。この形はそんなに先手が悪くないとは思う。
 最終週はノーマル四間飛車なのはネタ切れなのか?あまり新しい情報はない。それと昔は四間飛車が5四銀型で現代は4四銀型とあるがどちらも併用されている形だろう。
 最後に今月のコラムが酷いと感じる。散々穴熊に囲う将棋を紹介しておいて穴熊の技術が落ちているは無いだろう。四間飛車対居飛穴の研究が進んでいないという話だがかなりトップ棋士達の間で指された上、勝ちにくいから消えた戦型になった経緯はどうなのか。普通の角道を止めた振り飛車が流行すると言い始めるにいたっては的外れもいいところ。今まで散々苦労した戦法を選ぶ棋士は極めて少数派だし、流行源となりやすいトップ棋士は採用しそうにない。
NHK将棋講座 2010年 02月号 [雑誌]NHK将棋講座 2010年 02月号 [雑誌]
(2010/01/16)
不明

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2010

01/26

Tue.

17:28:24

佐藤康光の力戦振り飛車&将棋・ひと目のさばき 

Category【書評

 発売前から楽しみにしていた棋書なのでほぼ発売と同時に買った。
 まずは佐藤康光の力戦振り飛車からだが、解説してあるのは先手番の端歩突き越し向かい飛車と向かい飛車穴熊。定跡研究的な解説は少なめで実戦解説を元にした説明が多いと思った。前者はダイレクト向かい飛車で後者は▲7六歩△8四歩▲7七角からの向かい飛車となっている。
 端歩突き越しの方は鈴木八段の角交換振り飛車とは似た局面で形勢判断が違う部分があった。どちらが良いとは判断しかねるが引き出しを増やす為に覚えておいて損はない。この戦法は序盤から激しい変化になりやすいので好みが分かれるところだが、佐藤九段しか指さないのではないかと思う変化や構想が多く余人には真似しかねるかなと思った。実戦的な順が中心の鈴木八段とかなり内容が対極にあるので本書の宣伝文句である妥協しない人が指す戦法だろう。
 向かい飛車穴熊の方は前半と打って変わって実戦的な指し方。こちらの方は一般的な人でも指しやすいだろう。力戦振り飛車党なら引き出しに有ってもよいかなと思う。ただ実戦解説はやはり佐藤九段らしく力強い将棋が目立った。
 本書は力戦振り飛車党や従来の戦法に加えてなにか覚えたいという人向けだと感じた。あと、佐藤九段の実戦譜は振り飛車党とは違って力強い変化や形の悪さを厭わないのでまた一味違った振り飛車を楽しめるだろう。

 ひと目のさばきの方は級位~初段向けくらい。さばきに主題を置いた本というのは新しい。解説されてあるのが角道を止める振り飛車だけではなく、石田流とゴキゲン中飛車が最初に来ているのが現代的だ。さらに居飛車側の視点からも問題があるのがいいところ。他には基本問題の他、四間飛車と矢倉とアマチュアでよく指される戦型を抑えている。矢倉の手筋は意外とクラシックな形が多い。
 こういった手筋というのは自分の指さない戦型でも覚えておくと棋力の幅が広がるのでどんなタイプの人でも読んでいいだろう。
      

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2010

01/25

Mon.

00:01:14

里見好発進 

Category【将棋界

 女流名人戦で挑戦者となった里見倉敷藤花が初戦に快勝。清水女流名人は全然良いところが無く、内容としては若き挑戦者の奪取を予感させる。
 今までの清水さんのタイトル戦はだいたい悪い将棋を逆転するか困った時の右四間といった感じで、戦法の芸域が広い印象がなく、ねじり合いで勝っている印象がある。ところが今回は里見さんが力戦振り飛車を主体とした女流の中では新しい作戦を使う。今回の石田流は予想に無かったかも知れないが第2局ではほぼゴキゲン中飛車を使うことが予想されるので、女流名人の作戦に注目したい。
 ただ、今回の番勝負は圧倒的に里見持ちだと予想する。清水さんにとってはいくら対策を練っても実戦経験の無い形というのは勝負の急所がつかみにくい。また、力戦振り飛車は攻める展開が多いので、それを受けに回るのは大変。実際女流だけでなく男性プロでも苦労が多いと思う。さらに挑戦者の終盤力は今までタイトルで戦ってきた相手とは粘りも鋭さも一味違うだろう。
 このタイトル戦を見ていると大山時代の終焉と中原時代の始まりを連想せずにはいられない。当時大山のライバルだった升田、加藤、内藤、山田といった面々は中井、矢内、石橋にあたり、里見こそが女流棋界の中原の立ち位置にいる。ここで女流棋界の新時代が始まるのか、注目したい。

それはそうと遂に将棋のアーケードゲームの天下一将棋会がゲーセンに並んだらしいので一度指しに行きたい。

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